私が行ってみたい所は端島です。
長崎港から船で約40分のところに位置する端島(はしま)。
小さな海底炭坑の島は、岩礁の周りを埋め立てて造られた人工の島です。
岸壁が島全体を囲い、高層鉄筋コンクリートが立ち並ぶその外観が軍艦「土佐」に似ていることから「軍艦島」と呼ばれるようになりました。
最盛期の1960年には約5300人もの人が住み、当時、日本一の人口密度を誇っていました。
島内には小中学校や病院などを完備、映画館やパチンコホールなどの娯楽施設もあり生活の全てを島内で賄うことができたそうです。
端島炭坑の石炭はとても良質で、隣接する高島炭坑とともに日本の近代化に大きく貢献しました。
しかし、主要エネルギーが石炭から石油へと移行したことにより衰退の一途をたどり、1974年に閉山。
島民はさまざまな思いを胸に島を去り無人島となりました。
2009年に一般の方の上陸が可能となり、
現在では多くの方が上陸ツアーに参加して軍艦島を訪れています。(ながさき旅ネット引用)
今週の担当は山根でした。